7月19日開催、夏のキノコ観察会無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
夏らしい晴天で暑い中の登山、また雨が少なくカリカリになってしまったキノコが多く、たくさんの種類を観察することはできませんでしたが、身近な里山であっても見所たくさん!杉林にキノコが少ないこと、ナラやブナなどの広葉樹林に入ると途端にキノコが現れること、落ち葉をめくると発見できる菌糸などをじっくり観察しました。
お昼はサプライズ!講師の菅原氏にマイタケや季節のキノコをご提供いただき、マイタケのお味噌汁、アラゲキクラゲの中華炒め、トンビマイタケの竜田揚げを作り、いただきました。肉厚なアラゲキクラゲ、お肉のような食べ応えのトンビマイタケ、美味しかったですね!
キノコも近年胞子や遺伝子による分類が進み、肉眼やルーペでの観察だけでは同定が難しいものも増えていますが、肉眼での見分けのポイントや記録の取り方、写真と現物の違いなどを丁寧にご指導いただきました。ぜひ今後も実物をたくさん観察してください!
その日その日の変化、環境ごとの変化が著しい生き物、キノコ。
次回のキノコ観察会は10月18日です!今度は岳岱自然観察教育林にて、ブナの原生林で観察会を行います。※1か月前から募集開始※
ぜひまた、白神山地のキノコたちに会いに来てください!
~参加者の皆様が発見・集めたキノコ(7/20更新)~
ウツロイイグチ、コウジタケ、クジラタケ、ハカワラタケ
チジレタケ、タマチョレイタケ、アシグロタケ
キツネノエフデ、ベニタケの仲間、カレバキツネタケ
テングツルタケ、コテングタケモドキ?(大型で袋状のつぼを持つ点で異なる)
コウヤクタケの仲間数種
シワタケの仲間
ロクショウグサレキン(またはモドキ)、変形菌(ドロホコリ属か)
※詳しい分類が肉眼では難しいもの、乾燥したキノコや成熟しきっていないキノコもあったため、完全な同定はしていません。
【活動報告】7/19夏のキノコ観察会